腸内環境を整える乳酸菌は寒い冬にこそ必要になる!?
人の体内、特に腸内には善玉菌と悪玉菌が住んでおり、その数は100兆個とも言われております。
その中で善玉菌の活動が活発になる事で、人は健康的に生きて行く事が出来ます。特に私達が良く耳にする乳酸菌にはどの様な働きがあるのかを理解し、適切に摂取して行く事が大切です。
【乳酸菌とは】
先ず乳酸菌とはどの様な物なのでしょう。私達は一般的に乳酸菌と言うと、ヨーグルトや乳製品を思い出すと思いますが、それ以外にもキムチや漬物、テンペ、味噌等の発酵植物食品や、イカの塩辛や一部の寿司等にも乳酸菌は含まれております。
これらの乳酸菌を含んだ食品を摂る事により、腸内の善玉菌を元気にすると共に、善玉菌を増やして行ってくれます。更に、腸内環境を一定に保つ事が出来る様になります。
腸内環境は基本的には酸性側に保つ事が大切で、その結果として体内での食物の腐敗を防いでくれたり、食中毒等の原因となる微生物の繁殖を防ぐ事が出来る様になっておきます。
腸内の有害物質の増加を防いでくれる事により、肝臓障害、動脈硬化、高血圧等の予防にも効果があるとされております。
【乳酸菌を寒い冬に摂る理由は】
そんな乳酸菌は特に冬場の腸内環境改善には必要な物となります。寒い冬場には風邪やインフルエンザ等の細菌感染症のリスクが大変高くなります。
しかし、乳酸菌を寒い冬に摂る事によって、腸内の免疫機能が刺激され、免疫細胞を強くしたり、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを調整したりしてくれますので、風邪やインフルエンザへの抵抗力が高まる事になります。
更に、寒い冬場から春先にかけて猛威を振るう花粉症等のアレルギー症状の緩和にも一役買ってくれると言われております。勿論ニキビや肌荒れ等の改善にも効果があるとされております。
これらの事から寒い冬場(年末年始の暴飲暴食の後)、胃や腸に優しい消化の良い食べ物と合わせて積極的に乳酸菌を摂り、腸内の環境を整えて行く事が必要になります。